DETAIL

ロンドンの隣、イングランドの砂漠といわれるケント州ダンジェネスの、海辺の漁師小屋。デレク・ジャーマンが終の住処として選び、“プロスペクトコテージ”と名付けた小屋を今シーズンのテーマにした《Indietro Association》。海からの潮気を帯びた吹き荒ぶ風。地面は小石だらけ。そんな殺伐とした地で草木を植え、愛で、海岸から拾ってきた流木や廃材でオブジェを作り飾り、最後の人生を過ごした場所。色とりどりの花が咲き、緑が茂る、まるで夢の中に出てくるような不思議な場所です。今回の《Indietro Association》とIMA:ZINEのエディトリアルプロジェクトは、彼が最後に見た景色をハットに創造しました。プロスペクトコテージは、黒塗りされた壁に黄色の窓枠が特徴的な建物。その配色を落とし込み、ブリムには彼が愛した植物のリーフをイエローのチェーンステッチで表現しました。“プロスペクト”とは、『可能性、期待』という意味を含みます。デレク・ジャーマンからインスピレーションを受けたこのハットが、誰かに愛され、育てられ、次の世代へ繋いでいく。そんな夢を見た《Indietro Association》とIMA:ZINEのエディトリアルプロジェクト。サイズ調整スベリを採用しているため、フィット感の調整が可能です。

BRAND

Indietro Association (インディエトロアソシエーション)

裏にこそ本質が見える 表層では見えない本質『裏』をデザインソースとし ブランドのフィルターを通して表現 独創的確固ORIGINAL)でありその人にとって特別なものになること 『大量生産、大量消費』とは全く別の価値感を創造していく帽子ブランド。