OVERVIEW
毎号、世界中のファッションデザイナーをゲストキュレーターに招き、その世界観を雑誌という形において探求する、ベルギー発のコンセプトマガジン。第22号のゲストキュレーターは、ロンドンを拠点に自身のブランド『Wales Bonner』をクリエイトするデザイナー、グレース・ウェールズ・ボナー。2015年のデビューコレクションから、2022年春夏のコレクション『Volta Jazz』に至るで、“ブラックネス”の優位性やその神話を探求し、それらが持つ文脈を自身のデザインに織り込んできたグレースは、ブリティッシュファッションアワードやLVMHヤング・ファッションデザイナー・プライズ、BFC/ヴォーグ デザイナー ファッションファンドなど、様々な受賞歴を誇る注目デザイナーの一人。“Rhapsody in The Street”と題された本号では、ミン・スミスのセルフポートレートから、ダミアン・マーリーを撮ったスティーブン・トレイラーのストーリー、アフリカンモデルであるセレーナ・フォレストをゾーイ・ガードナーが撮りおろしたストーリーなど、アメリカとパリ、ロンドンで撮影されたビジュアルポートフォリオが収録される。他にもジャマイカのダンスホールについての記事や、NYハーレムの写真家集団『カモインゲ』に関するエッセイなど、グレースが探求する“ブラックネス”に対する考察を興味深く楽しめる。
※店頭・ONLINE同時販売となります。未開封ではない場合がございますので、予めご了承ください。
